こころを紐解く

ここでは、日々の中でふと生まれる感情や思考の動きを、心理学の視点から静かに見つめていきます。

不安、緊張、人との距離感、自己評価の揺れ……。一見ばらばらに見える体験も、その背景には共通する「こころの仕組み」があります。
約15年の精神科臨床の現場で私が感じてきたのは、「なぜこう感じるのか」が言葉になるだけで、視界が少し開けることがあるということです。

また、現在はアメリカで生活していますが、日本とは異なる価値観や人との関わり方に触れる中で、「こころの前提」は文化や環境によっても変化することを肌で感じてきました。

このカテゴリーでは、臨床経験と異文化での気づきという二つの視点をもとに、「今、自分の中で何が起きているのか」を紐解くための手がかりを整理しています。

☘️ まずはこちらの記事から
このカテゴリーの基本となる、3つの視点をご紹介します。

1. 不安の正体を知る
理由もなく不安になるのはなぜ?不安はこころが守ろうとするサイン
理由のない不安が生まれる背景と、こころの働きを整理しています。

2. 対人関係の距離感を考える
人間関係で不安になるのはなぜ?確認したくなる心理の構造と向き合い方
相手の反応を過剰に読み取ってしまう仕組みと、自分を保つための考え方をお伝えしています。

3. 「嫌われる怖さ」を紐解く
人に嫌われるのが怖いのはなぜ?他人の評価に揺れるこころと存在不安
誰にでもある「嫌われたくない」という気持ちの根底にあるものと、その重みを少しだけ軽くする視点を整理しています。

 

☘️ 記事一覧

こころを紐解く

疲れているのに眠れないときに起きていること|こころと身体のズレの正体 

疲れているのに眠れないと感じるとき、そこにはこころと身体のリズムのずれが関係していることがあります。本記事では、その違和感の背景と、無理に整えようとしない見方について整理します。
こころを紐解く

理由もなく不安になるのはなぜ?不安はこころが守ろうとするサイン

理由もなく不安になることは珍しくありません。何もないのに不安を感じる原因と、こころで起きていることをやさしく整理します。
こころを紐解く

回復しているのか分からないときに|揺れながら進むこころの変化

回復しているのか分からないとき、不安になることがあります。こころの回復は一直線ではなく、揺れながら進むこともあります。小さな変化や調子の波の意味を整理します。
こころを紐解く

レジリエンスという希望―傷ついても再び歩き出すこころの力

傷ついた経験を抱えながらも、人は再び歩き出すことができる。レジリエンスとは何か。こころの回復力の本質を、静かな視点でわかりやすくお伝えします。
こころを紐解く

完璧主義をやめたい人へ|「ちゃんとしていないと不安になる」こころの背景

完璧主義をやめたいと思っていても、失敗が怖くて頑張りすぎてしまうことがあります。その背景には、「ちゃんとしていないと安心できない」というこころの働きが関係していることがあります。完璧主義の背景や、少しずつ肩の力を抜いていくための考え方を整理します。